本時のねらい:この授業に正解はなく、さまざまな観点からの意見を聞き、それぞれの視点を知って考えてもらうことが狙いである。
内容項目:(11)相互理解
(19)生命の尊さ
主な活動 | 発問 | 児童・生徒の反応 | 素材 | コツ・アイデア | 追加資料 |
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導入 | 「皆は野生動物を狩ることについてどう思う?どんなイメージがある?」 | 酷い事、遊びで命を奪っている等の否定的な意見や、害獣駆除として必要、環境を整えるために必要と言った肯定的な意見が見られる。 | 教師の意見は決して表に出さないようにする。 | ||
展開 | 1.「では狩猟に対して賛成?反対?少しグループになって話してみようか」「グループ毎の意見をいってもらいます。グループでは賛成・反対についてどうだったかな?」 |
賛成、反対両方の意見があり、グループごとに特色が現れる。 | グループ内での意見は賛成、反対のどちらかに偏っていたり、両方出たりといろいろなパターンが考えられるため、両方の意見をかくことを言っておく。 出た意見は板書する。 |
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2.「いろいろな意見が出たけれど、自分と同じ意見でで付け加えたい、これってどういうこと?という意見とかあるかな?」 | いろいろな意見があることを知る。 積極的な子が発言する。 |
あまり意見が出ない場合は、教師側で質問することも考えるが、必要ないと判断した場合は3に進む。 | |||
3.世の中の狩猟反対は酸性はの意見をまとめたプリントを配って読んでもらう。(捕鯨、狩猟、密漁、動物愛護団体の意見、狩猟の新聞記事など) | 静かに読む | 「狩猟ということは動物の命を奪うことだけれど、それには肯定的な面も否定的な面もあるよね?」 | |||
まとめ | 「それではワークシートを書いてください。授業内で他の人の考えを聞いたり、プリントを見て自分の考えに変化はあったかな?授業の感想も書いてみて」ワークシートに記入後回収 | ワークシートに記入 意見が変わった人、変わらなかった人、意見を受け入れられない人などいろいろな反応があると感じる |
ワークシートに元々賛成か反対か、授業を経て意見は変わったか、その理由、違う意見を聞いての感想、授業の感想などを書いて提出。後日返却(余裕があればコメントや統計などを書く) |
- ●評価の観点:
- ・授業内における意見や、ワークシートに自分の考えが書けているかどうか
・他の人の意見を聞いてどう思ったか