タイトル:

「勉強しなさい」と親は言う

本時のねらい: 親に「勉強しなさい」と言われ、さらに勉強する気が無くなったというのは誰もが経験していることである。そこから2点、“「勉強」に対する態度”と“「親」と自分の関係”について客観的に考える。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入  親に勉強しろ、と言われてやる気を失ったことが あるか。
 具体的にいつどこで、どのように感じたか。
 ・ある!
 ・うちの親はそういったことは言わない。
 
 ・なんかムカつく

恐らく具体的に説明は出来ない。
長野県富士見町出身の俳優、上條駿さんは、子供のころ父親からから厳しい演技指導をされていた。 image1
展開

1.勉強をする意味について。
 生徒がなぜ勉強をする必要があるのか聞いてみる。

・良い収入を得るため。
・楽しいから。
・わからない。
具体的な資料:厚生労働省の最終学歴と収入に関する調査。大学をでたほうが初任給は多い。

グループで話あって発表してもらう。
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2.見方の紹介
勉強によって得た知識は生かされる?
テストで点をとることは自己肯定感を高める。
・生かされないと思う。
・自己肯定は勉強じゃなくても得れる。
村上春樹は小説の中で、勉強は論理的に考える能力を身に着けるため、と述べている。

3.親が勉強をしろと言うのは、同じ轍を踏んでほしくないから?
勉強をさせる、という事実だけでなく、込められた思いについても考える。
・こんど親に聞いてみる
まとめ 勉強する意味を生徒自身で考えさせ、記述させる。
  素材 追加資料
参考資料
学年 中1  中2  中3  
カテゴリ(教科) 道徳  
メモ: 厚生労働省 学歴と収入に関する統計:http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/13/01.html
評価の観点:
勉強する意味について自分なりに記述をしている。
親の考えいることを理解しようとしている。