タイトル:

万引き

本時のねらい:「キラリ★道徳③」(正進社)の本文「万引き」を通して、はっきりと断ることの必要性だけでなく、相手の立場に立って考えることで問題防止のために友人を気にかけることの大切さと友人との付き合い方、学級の在り方、について考える。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 ・友人に誘われて危ないなと嫌だなってことに巻き込まれそうになった人っている?
・主人公の紹介をする。
・本文を生徒に読んでもらう。
・手を挙げる
・手を挙げにくい
・うなずく
・デリケートな質問なので、無理には手を挙げさせず、深くも聞かない。
・レスポンスがない場合はうなずくだけでも良いと伝える。
・自分の話も少ししてみる。
展開

1.・貴方が主人公ならどの時点でどうするか。

・言われたときにはっきりと断る
・そもそもそんな友達と付き合わない
・断って、さらに友人を止める。
(・誰かに相談する)
・プリントに記入してもらい、列で指名し、発表してもらう。
2.・主人公が事前にこの様なラストを防ぐことができなかったなかったのは何故だろう?
(・主人公が誰にも相談しなかった理由は何だろう?)
・勇気がなかった。
・嫌われるのが怖かった。
・友達がいなかった。

(・相談したら嫌われると思ったから。
・相談できる人がいなかったから。
・なんとなく
・危機管理がなってなかった。)
・同上
・「なんとなく」などの理由が特にない状況を挙げた場合は、他にも同じことを思った人がいないか挙手をさせ、さらにどうして主人公はどうして踏みとどまれなかったのかについて聞いてみる。
3.・主人公が断れる(また、相談できる)ようになるためにはどんなことが必要だったのだろう?
友人関係・クラスの雰囲気・自分の気持ちの点などから考えてみよう。
・嫌われる勇気を持つ
・友達をたくさん作る
・相談できる人を持つ
・友達は選ぶ
・友達に違うと言える
・何でも相談できるクラスの雰囲気。
・ダメなものはダメと思う気持ちを持つ。
・同上
まとめ また、3のようなクラスや(相談できる)関係づくりのためにあなたはどんなことができるだろう? ・仲よくする
・日頃から話をする
・声を掛け合える
・困っている人を心配できる
・明るい雰囲気のクラスにする。
・同上
  素材 追加資料
参考資料
学年 中3  
カテゴリ(教科) 道徳  学級経営・学級づくり  
メモ:
評価の観点:
・相手の立場になって状況を考えられているか。
・相手の立場に立ったうえで自分のできることについて考えられているか。