タイトル:

SNSの使い方

本時のねらい:友人とのコミュニケーションや情報収集のために便利なSNSだが、時には、他者を傷つけてしまう可能性があることを理解する。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 皆さん、スマートフォンやタブレットを毎日使用している人はどれぐらいいますか?

また、何をするためにスマートフォンを使いますか?
大半の人が毎日使用していると回答することが予想される。

用途としては、LINE、Twitter、Instagram、Facebook等のSNSやYouTubeの動画視聴、スマホゲームが予想される。
大半の人がスマホを毎日使用しており、様々な用途が挙げられると思うが、今回はSNSについて触れる。
展開

1.生徒に記事を読ませる。

この事件の問題点はどこにあると思いますか?

・非公開アカウントの内容を拡散した交際相手とその妹。
・非公開アカウントに私生活の内容(他人の悪口?)を書いた女子生徒。
・学校側の対応。
・友人が助けてくれなかったこと。
・クラスのみんながフォローしてくれなかったこと。
・情報共有がされていなかったこと。
教師が音読する。
登場人物やその言動を黒板にまとめる。

生徒の発表を板書し、列挙する。
LokiMythicalDetective020
2.色んな問題点が出てきました。自分とは違う意見を聞いてなにか思うことはありますか? 様々な問題点を聞いて、一概に悪いとは言えない問題点があるかどうか議論する。
様々な問題点について色んな角度から考えさせる。
例:学校の対応。クラスメートや友人がその生徒を支えてあげなかった。等
3.非公開アカウントの内容を拡散した交際相手やその妹は100%悪いと言えますか?

しかし、非公開アカウントの内容を拡散された女子生徒はどんな気持ちだったと思いますか?
拡散された「内容」によっては拡散した側の気持ちも分かるかもしれない。


【女生徒の気持ち】
悲しい気持ち。
もう学校へ行きたくない。
恥ずかしい。
誰も信じられない。
まとめ 今回の授業を通して、これから自分がSNSを使用するにあたって気を付けなければならないことはなんでしょう。 悪意を持って拡散をしない。
SNSは誰に見られているかわからない。
SNSは世界中に情報を発信することができ、一度拡散されると収拾がつかなくなり、他人を傷つけてしまうことがあることを理解させる。
  素材 追加資料
参考資料
学年 中1  中2  中3  
カテゴリ(教科) 道徳  
メモ:
評価の観点:
様々な問題点を理解しようとする。
議論を通してこれからの自分にできることはなにかを積極的に考える。