本時のねらい:視覚障がい者の立場に立った時に、駅のホームに多くの障害があることに気付かせ、日常的に多角的に物事を見ることができることを目指す。
内容項目;親切、思いやり、相互理解
主な活動 | 発問 | 児童・生徒の反応 | 素材 | コツ・アイデア | 追加資料 |
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導入 | コロナで様々な制限をかけられ、生きづらい世の中になっていますね。コロナの影響で、困っている人がいることを知っていますか? | ・知っている ・知らない |
ひとりで考えてもらった後、周りの人と意見交換をしてもらう。 | ||
展開 | 1.(知っている人) |
・親 ・観光業 ・障がいを持っている人 ・私たちみんな ・学生 ・飲食業 ・小さい子供をもつ親 |
できるだけ挙げてもらう | ||
2.視覚障害をもつ人は、コロナにより、声掛けや接触による誘導が減ってしまい、ホームでの恐怖が大きくなっています。 もし、目が見えなかったら、ホームで障害と成り得る物事にはどのようなことがあるでしょうか? |
・点字ブロックが、ホームギリギリにある。 ・多方向から音が聞こえてくる。 ・人がたくさんいる。 ・どこに並べばいいかわからない。 ・助けてくれる人がいないとき。 ・階段 ・電車による風 ・ |
白杖の写真を見せるとともに新聞記事にさっと目を通してもらい、どのような理由で困っているのかを理解してもらう。 思ったことをワークシートに書いてもらう。 問いに対しての意見を周りと共有。 |
白杖 新聞記事1202 |
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3.どうしたら、みんなにとって使いやすいホームになるでしょう? (行動も含めて) |
・ホームドアを付ける。 ・手助けをする。 ・私たちが駅員さんに伝える。 ・「こちらのホームのドアがひらきます」と電車から流す。 ・エスカレーターを付ける。 ・アナウンスを増やす。 ・ |
・ホームドア1つにつき、400万円かかることを伝える。 ・グループ内で意見をまとめる。(前の問いから連想してもよい。) |
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まとめ | みんなにとって住みやすい世界ってどんな世界でしょう? このような状況下で、困っている人がいたら、どのような手助けをすることができますか? |
(ひとりで考える時間) ・障害となるものが少ない世界 ・お互いに助け合う世界(障がいの有無にかかわらず) ・自分が困っているといことを言える世界。 ・声をかける勇気を持てている世界。 |
・自分の意見を簡単にワークシートにまとめてもらう。 ・自分が今見ている世界がすべてではないということを知ってもらいたい。 (後日プラスなレスポンスをつけて返す。) ・そのような視点をもってもらい、日頃からそのような視点で物事をみることができることが望ましい。 |
素材 | 追加資料 | |
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参考資料 |
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学年 | 中3 |
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カテゴリ(教科) | 道徳 |
メモ: |
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- ●評価の観点:
- 多角的な見方ができているか。
相手の立場に立って考えることができているか。