タイトル:

どんなときでも人の手助けをしてよいのか

本時のねらい:一般に人の手助けをして悪いと思われる例を挙げ、いかなる時でも人の手助けはよいのかどうかをみんなで考える。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 人の手助けをしたことがあるかみんなに問い、挙手させて発表してもらう。 手助けを行ったことがあるという人が多数派だと思われる。 いきなり自分の意見を発表してもらおうとすると恥ずかしがってなかなか手を上げにくいと思われるので、最初に手助けをしたことがあるかどうか聞いてみる
誰も発表しようとしない場合、自分の手助けした例を話す。
展開

1.人助けの中でよくないことはあるかその具体例をみんなに問い、挙手させて発表してもらう。

すぐには思いつかないと考えられる。 考える時間を2分程度設ける。
2.2020年11月23日の新聞記事を読ませ、グループで感想を共有してもらう。 犯人はひどいと思う人が多数派だと思われる。 黙っている人がいないように質問して巡回する。 IMG_2517 (2)
3.自殺の手助けをするのは悪いことなのかどうかその理由と共に発表してもらう。 自殺の手助けは、悪いと思う人が多数派だと思われる。 少数意見も尊重する。
まとめ 教師の話を聞いてもらう。自分がよかれと思って行う人助けでも、それを不快に感じる人がいる場合人助けは行うべきではないと思うという。(自殺の手助けを行う場合、その被害者の親族などが悲しむ。) 不快に感じる人がいないかどうか考えてから人助けを行うようになる。 自分の意見を生徒に押しつけない。
  素材 追加資料
参考資料
学年 中1  中2  中3  
カテゴリ(教科) 道徳  
メモ:
評価の観点:
(7)思いやり、(19)生命の尊さ
人の手助けを行う場合、思いやりを持っているかどうか評価する。かけがえのない生命を尊重しているかどうか評価する。