本時のねらい:自分が人生において何を重要視しているのかを実感してもらう
その上で、自分の直近の進路選択に役立てる
仮に直近の進路に失敗してもくじけないように
主な活動 | 発問 | 児童・生徒の反応 | 素材 | コツ・アイデア | 追加資料 |
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導入 | 「人生の勝ち組」はあると思うか あると答えた人、何が「勝ち」なのか ないと答えた人、 どうしてそう思うのか |
ある/ない 意見を全体で挙げる 学歴、就職、結婚、家庭、友人、健康、収入 など様々 人と比べるものではない、その時点では評価できない、基準が定量的でない |
人数が多い環境では3~5人の班に分けてから集約するといい 答えが小数しか出なかったら、「お金は関係ないかな?」などと問いかけてみる |
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展開 | 1.【個人ワーク】 |
人により様々 | 複数でもよい。 他者の意見も踏まえて、各自で自分の中で重要視しているものを書き出す。 時期に関しても触れる(例えば、「結婚したい!」…「何歳でもいいの?」) |
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2.【具体的にライフプランを設定してみる】 先のワークを元にして、そのイベントのギャップを埋めていく。 将来の進路にあわせて、適宜調べ学習を行う |
先のワークがあるため骨組み(主なライフイベント)はすぐに埋まる。 間は各自で調べるが、調べ方などに躓く |
四つ切りの画用紙などを用意し、形式は自由にする 教員があらかじめ見本を手作しておくといいだろう ライフイベントのギャップの調べ方のアドバイスを出せる状態にしておく。時間があれば、一般人の談話の時間を設けるのもいい。このとき、OBのような、身近に感じられる存在を用意できると現実味があっていい。(スポーツ選手や世間的に売れている人を招いても「すげー」で終わってしまうだろう) |
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3.さて、ライフプランは組んだが、その通りに進むことは少ない。例えば直近では高校(大学)受験があるが、人生がプラン通りにいかないとき、どうしたらいいだろうか | 深刻な問題や | 自分なりの答えを見つけさせたいが、「The END」という答えはNGである。 そうならないように、かといって自分の考えを押しつけないように、うまく誘導する。その際、周りの友人の意見を参考にさせるのも良き。 考えづらそうだったら、「不足の事態」の例を挙げてみる。 |
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まとめ | 「人生の勝ち」ではなく、大切なのは「人生の価値」 | 考えたライフプランの共有は絶対に強要しない。 今回自分の答えが出なくても、考えただけで評価に値する事を伝える。 |
素材 | 追加資料 | |
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参考資料 |
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学年 | 中1 中2 中3 その他 |
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カテゴリ(教科) | 総合 キャリア教育 |
メモ: |
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- ●評価の観点:
- 人生に「勝ち」「負け」を判断するのは社会倫理上好ましくないことだと思う。生徒の何人かはそのように感じているだろう。だからこそ、導入の問いかけに用いた。「人生にとってあなたが重要視するのはなんですか?」と聞いても難しいと思う。「勝ち」の必要条件を聞くことで、純粋に重きを置きたいと感じている要素が素直に出てくるだろう。「勝ち」の要素こそ個人が最も大切に感じてる要素と深い関係があると思う。また、「勝ち」がないと答えた生徒は生徒で自己肯定力があると評価出来るだろう。