タイトル:

性別に関係なく住みよい社会を作るにはどうすべきか

本時のねらい:日本は男女共同参画社会を目標に掲げつつも、ジェンダーギャップ指数では156カ国中120位と低い順位にいる。これは日本では当たり前のようにある男女格差が問題化されていないからであると思う。まず日本で当たり前にあるジェンダー問題について知ってもらう。次に生徒にはジェンダーギャップ指数上位の国の特徴を調べてもらい、今後日本はどうしていくべきなのか、自分はどのようなライフプランを立てるのか考えさせる。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 ジェンダーとは何か知っていますか?
ジェンダーチェック(職場編)をしてみましょう
ジェンダーチェックにより自分のジェンダーへの考え方を知る ジェンダーチェックで得た結果を周りの友達と共有してもらい、人によって意識の差があることに気づかせる。

その中で自分のジェンダーに対する意識が偏っているか否かを振り返る時間を設ける。
展開

1.日本のジェンダーギャップ指数は低い順位にあります。その理由として女性の政治家や管理職が少ないということがありますが、なぜ少ないと思いますか?

・女性は結婚出産で休職したり退職する人がいるから
・女性は選挙にあまり立候補しないから
質問する↓
・子育てで休職するからキャリアを積みにくいというのは平等なのかな?
・女性の政治家がいないとどんな影響があるかな?
2.ジェンダーギャップ指数上位の国(北欧諸国)は、1で出たような問題をどう解決しているのでしょうか?グループごとに問題を一つ取り上げ調べてもらい発表する(授業一回分使い調べる) ・北欧諸国の女性の働き方や男性の家庭への介入を知る
・ジェンダー平等をかなえるための法律のや条例だあることを知る
グループごとに協力させる。
調べるだけでなく、どうすれば日本でも応用できそうかグループで考え案をまとめさせる。
3.2で調べた内容をクラスで発表する。

各グループの発表を聞き、日本に当たり前にあるジェンダー問題が他の国では解決されていることを知る。 各グループの発表について感想を書くプリントを配布し、各自書いてもらう
まとめ 自分の将来設計を考える。(略歴を書いてもらう)
結婚したら仕事はどうしたいか、男女が働きやすい社会を作るために自分はどういう行動をしていきたいか考える。
・違う性別の人も気遣ったライフプランニングを考える
ジェンダー問題解決のためにした工夫を発表してもらう
  素材 追加資料
参考資料
学年 中3  
カテゴリ(教科) 総合  
メモ:
評価の観点:
・グループでの調べ学習の様子
・発表の感想プリント
・ライフプランニングにジェンダー問題を取り上げられているか