タイトル:

道徳教育 指導案

本時のねらい:多様な価値観が世界中にあることを知り、世界の動きの中でどのような価値観が働いているのかを想像できるようになる
(9)自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,それぞれの個性や立場を尊重し,いろいろなものの見方や考え方があることを理解し,寛容の心をもって謙虚に他に学び,自らを高めていくこと。
(18)世界の中の日本人としての自覚をもち,他国を尊重し,国際的視野に立って,世界の平和と人類の発展に寄与すること。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 アメリカのウクライナへの軍事的支援の記事を見せる 最近テレビでやってるやつ
戦争はいやなこと
あえて特に何も言わずに新聞記事を見てもらう 新聞記事
展開

1.この記事を見てどう思ったのか

班ごとにいくつかの意見を発表してみる

戦争は良くないことだからアメリカは軍事支援をやめた方がいい
ウクライナに支援をしなければもっとたくさんの人がなくなってしまうのではないか
アメリカがロシアに攻撃すればいい
どんな意見も否定せずに最後まで聞く
班でいくつかの意見をマグネット付きの画用紙に書いてもらって黒板に貼ってもらう
2.みんなに出してもらった意見は誰の目線に近いのかを立場ごとに分けてみる

意見の数が足りない立場があればなにか意見が出せそうな人がいれば発表してもらう
これはウクライナの人の目線、これは支援するアメリカの立場からの目線、これは私たち日本人からの目線…など マグネットで貼られているので移動がしやすいので場合分けが容易い
3.誰の立場を尊重すべきか
何が正しいのか
戦争は止めなければならない
戦争をロシアの勝ちにしてはならない
これから先戦争を起こさないようにするには…
それぞれの意見を主張する生徒たちがグループごとに分かれて議論する
相手の言うことを真っ向から否定しないようにと声をかける
まとめ 価値観は立場が変われば変わる
命が大切なことに変わりはないけれど、何かをしてあげたいときには相手の気持ちを考えてしてあげなければならない
なんとか人の命を救ういい方法はないのかな
戦争以外の身近な例なども出してみる
被災地に送る物資の内容など
  素材 追加資料
参考資料
学年 中2  中3  
カテゴリ(教科) 道徳  国際理解教育  
メモ: 最終的にどのような考え方になればいいという明確な思考の目標はない。
この授業を受けて、生徒一人一人が戦争を他人事ではなく、この世界で起こっていることと、より深く認識してほしい。
評価の観点:
授業に興味関心を示し、立場の違う人々の気持ちに寄り添えているのか