新渕橋近くの露頭【登録者:管理人】

対象の学校
安曇小学校(松本市) 安曇中学校(松本市)
学年
小5 小6
領域
地球
観察ポイント
新渕橋付近道路を下流側へ250m マップ

観察できること:付加体の地層の様子を観察しよう

梓川の北にある細い道路を新渕橋から下流側へ200mほど進んだ場所に露頭があります。崖崩れのため車両は通行できません。崖崩れに注意して観察しましょう。

・付加体の岩石を観察しよう。
ここでは美濃帯に分類される付加体起源の泥岩とチャートが観察できます。付加体とは、日本海溝のようなプレートの沈み込み帯で形成されるもので、プレートが沈み込む際に、海洋地殻を覆っていた堆積物が共に沈み込むことができずに上盤側のプレートに付加することで形成されるものです。日本の近くには、沈み込み帯である“日本海溝”があるため、このような付加体起源の岩石が多く産出します。

観察できること:露頭の走向・傾斜

・露頭の姿勢を調べてみよう
露頭がどのような姿勢をしているのか調べてみましょう。露頭の姿勢を調べるときにはクリノメーターという道具を使います。写真のようにあてて走向と傾斜をはかります。
この露頭はN34E20Wあたりの走向傾斜が得られるでしょう。

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