タイトル:

「マタニティマーク」はなんのため?

本時のねらい:近年問題になっている「マタニティマーク」について考えることで、思いやりの心や、他者を理解する心を育む。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 「マタニティマーク」を見たことはあるか(どんな場面で) ・街で見たことがある
・電車で見た
・お母さんが持ってる
・TVで見た
・新聞や雑誌で見た
マークの写真を見せ、予備知識を与える。
展開

1.新聞記事を読み、マタニティマークの問題点をあげる

・マークをつけたせいで、嫌がらせや暴力などの被害にあってしまう。
・嫌味を言われる。
・マークに気づいてもらえない。
・マークを知らない人が多い。
・「席譲れマーク」だと誤解している人がいる。
・マークの意味をちゃんと分かっている人が少ない。
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2.もし、マークが無くなったらどうなるか? ・暴力や嫌がらせにあう危険がなくなる。
・嫌味を言われなくなる。
・妊婦だと気づいてあげられない。
・急に具合が悪くなった時に、必要な対応ができない。
・本当は席を譲ってほしいのに、我慢しなければならなくなる。
妊婦の立場と、周りの人間の立場それぞれについて考える。
良い面・悪い面の両方を挙げてもらう。
3.マークの本当の意味ってなんだろう?なんのためのもの? ・お腹が大きくなくても、妊婦だと気づいてもらうため。
・席を譲ってもらうため。
・妊婦が安心して生活できるようにするため。
・周りが声をかけやすくするため。
まとめ 体が不自由なひとが安心して暮らせる社会になるために、自分にできることってなんだろう? ・声をかける勇気をもつ。
・必要な人がいたら、席を譲る。
・思いやりの心をもつ。
・周りに気を配る。
・体が不自由な人はどういう助けが必要なのか、調べる。
4人程度のグループで話し合い、代表者が発表する。
  素材 追加資料
参考資料
学年 中1  中2  中3  
カテゴリ(教科) 道徳  
メモ: 番場なるみ

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