タイトル:

持続的に豊かな生活を送るためには何ができるか調べよう

本時のねらい:なぜスイッチを押すだけで電気が使えるのか、蛇口をひねれば水が使えるのか、ゴミをゴミ捨て場に出すだけで片付けてもらえるのか。普段の生活を送るために必要なインフラはなかなか意識しづらいが、しかし必要不可欠なものである。本時ではそうしたインフラの概念と必要性、コストについて学び、持続可能なインフラを構築するためにどんなことが出来るのかを生徒に考えさせた後、SDGsの9番目の目標にもなっているインフラ整備の実現に向け、生徒が考え始める機会を与えたい。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 どうして電気が使えるのか?水が使えるのか?人が安全安心に移動・生活できる理由を考えてみよう。 発電しているから
浄水場で浄化してるから
光熱費水道料金など、利用料を払っているから
左記のような反応に対し、「発電所ではどうやって電気をつくってるのか?」「浄水場はどんな仕組みなのか」「利用料は安い?高い?」などさらに突っ込んで質問してみる。
展開

1.具体的にどのような手段でインフラが整備・維持されてるのかを学ぶ。
例えば電気について、直流交流の話から送電や発電、クリーンエネルギーについてなど、既に理科の授業で習った範囲の復習も兼ねる。

初めて知る。前から知っていた。 オームの法則やジュールの法則など、理科の電気分野で学習したものが日常生活や社会にどう活かされているのかを再確認する。
2.現状、日本の発電方法の割合を出し、化石燃料に多く頼っていることを復習する。その他の発電方法も少なくないデメリットがあることを学ぶ。 発電方法の紹介は動画視聴や資料集の活用などがよいと思われる。
3.続いて海外の、特に発展途上国などのインフラ事情について、なぜ先進国と比べてインフラ整備が遅れているのかを考える。 上と同様に、動画等の視聴覚教材を用いるとよい。
まとめ 我々の普段の暮らしは数々のインフラで支えられているが同時に多くの資源を消費している。これからも持続可能な生活を送るためにはどんなことができるだろうか? こまめに電気を消す。家にソーラーパネルをつける。等。
  素材 追加資料
参考資料
学年 中2  中3  
カテゴリ(教科) 社会  理科  総合  国際理解教育  環境教育  
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