本時のねらい:SNSでいいねをするとき真剣に考えて行う人は少ない。しかし、軽い考えのいいねに対して受け取る側は真剣に受け取ってしまうことがある。SNSを扱うときの危険性や重みを知ってもらい、今後どのようにSNSを扱っていくべきか考える。そしてこの話を通して安易な言葉がヒトを傷つける可能性があることを知ってもらう。「A(1)自主、自律、自由と責任」
主な活動 | 発問 | 児童・生徒の反応 | 素材 | コツ・アイデア | 追加資料 |
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導入 | ・いままでどのようなSNSを使ったことがあるか考えてみる。 | ・InstagramやLINEなど | ・学校のタブレットを例に出すなあどして全員が話に共感できるようにする。 | ||
展開 | 1.・どうして動画の拡散をしてしまった。 |
・からかうつもりで始めたら歯止めが利かなくなった ・クラスに動画拡散の危険性を最初に共有する |
・新聞を読んで考えたことを紙に書いてもらう。 ・イジメの加害者の理由は悪いことをしている自覚がないことや、承認欲求のため、仲間外れになりたくないからなどがあるなど意見が少ない場合は活発化のために例を出す。 ・この時点で机をくっつけてグループにする。 |
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2.・この新聞からなにを感じたか ・どうすれば防ぐことができたのか考えてみる。 |
・事前にSNSの危険性を理解しておく ・1日に1時間などSNSの利用制限を決めておく ・いいねやフォロワーにこだわらない |
・他人からだけではなく自身のSNSの扱いによって危険な場合があることを知ってもらう。 ・グループで話し合うことで多面的に考える。 |
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3.・先ほどの新聞の内容を自分がいいねを押す側だとして考えてみる。 | ・深く考えずにいいねを押してしまってると思う ・軽はずみないいねが他人に大きな影響を与えることに築いた。 |
・これまでのことを踏まえて考えたことを全体で共有する。 ・SNSを扱うときの責任感を知ってもらう。 |
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まとめ | ・これから先どのようにSNSを利用していくことが良いのだろうか。 | ・責任をもって考えながらSNSを扱おうと思った。 | ・紙に書いてまとめてもらう。 ・最後にSNSだけではなく普段の生活にも当てはまることがあると注意する。 |
素材 | 追加資料 | |
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参考資料 |
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学年 | 中3 |
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カテゴリ(教科) | 道徳 |
メモ: | 個人的には中学1年生を対象にしたいと考えていた。インスタなどの年齢制限は13歳からであり、そこからSNSに触れる人が多くなると考えたからである。さらに、現在すでに小学生でスマホを持つ人が4割おり、全員が年齢制限を守って使わないなんてことはないだろうことや、学校で配られるタブレットを使いいじめが発生していることを考えると出来るだけ早く行いたいと考える。しかし、新聞の内容を考えると中学1年生には厳しい内容だと考えるので高校入学前の中学3年生を対象に選んだ。 |
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- ●評価の観点:
- 「SNSの危険性を理解しようと務められているか」
「自分事として考えられているか」を発言や提出した紙をみて評価する。
- ●参考にした授業進行プラン:
- SNSの危険性【削除済】