タイトル:

はたらく、よりよく生きる

本時のねらい:はたらくことについて考える。現在のはたらくことについての実態を知り、その利点や欠点を見つけ、欠点については解決策、対応策について現在行われていることを知ったうえで、自分たちがどうしていくかを考える.

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 はたらくってなに?なんのために働くのだろうか?

私たちがはたらくときの環境ってどのようなものだろうか。はたらくときの環境って、どのようなものが理想だろうか。
・お金のため
・好きなことがしたい
・生きがい、人のためになる

・自分の時間が取れる
・生きがいになる
・はたらきたくない
・家で働きたい
・残業したくない
展開

1.ネットニュースを使い、現時点の「はたらくこと」の現状を知る。

・子供ができると女性は仕事を辞めざるを得ない
・技術革新によりできることが増えている
・年金、将来いくらもらえるだろうか
・賃金が安い労働者
・正規雇用と非正規雇用
・労働時間
・人材確保と福利厚生
ネットニュースを検索する際のキーワードを先にいくつか聞いてみるのも良い。
「働き方改革」「ウェルビーイング」「ワークライフバランス」「ワークライフマネジメント」など。
2.1.を受けて、現在のはたらくことの実態と問題、現在行われている対策の実態を知る。
・福利厚生の話
・ITを使った人材管理
・法律がある
・企業ごとにも対策が行われている部分がある
・結構場所や企業によって差が大きいのかも
考えるための素材集めフェーズ。教師の側からも教科書レベルで素材を提供する。
ほかのニュースや記事を探して生徒間で情報共有をする。
3.それぞれひとつ対策を挙げて、その効果を考える。
・対策が施行された前と後で
→改善しているというデータが見つけられた
・対策が効果的だとわかる。
→改善が見られないというデータが見つかった
・この問題には別に解決策が必要だということがわかる
→データが見つけられない
・見つからない可能性は高いかも。特に最近の対策はそもそもデータが出るほど実績がない可能性がある。…この対策は効果的だろうか。数か月、数年後どうなるか予想してみる。
その対策が打たれた意義、それが実際に施行された後と前の比較など、できる限りデータを基に考える。
データがない場合は、その対策が効果的であるかどうか予想する。
どちらも、効果的、もしくは効果的ではない理由を考える。
まとめ 理想のはたらき方を実現するために、私たちはどのようなことをすべきだろうか。実際にはたらくとき、具体的に何をすればよいだろうか。 ・今まで調べてきたものを基に、理想のはたらき方のため、自分たちがしたいこと、すべきことを考える
・これからの社会ではたらくとき、はたらくことをより良いものにするための対策や法律、条例などを考えてみる
・規模は国、県、市町村、企業、どの規模でもよい
これから社会に出ていくときには、自分たち自身がはたらく環境を主体的につくっていくことが重要だと伝える。
  素材 追加資料
参考資料
学年 中3  
カテゴリ(教科) 社会  情報教育  キャリア教育  
メモ: https://www3.nhk.or.jp/news/
https://project.nikkeibp.co.jp/mirakoto/atcl/design/h_vol177/
評価の観点:
・データを調べることは出来ただろうか
・見つけた課題意識の具体的な根拠となるものは見つけられたか、それを説明できたか
・見た相手が納得できる根拠と共にまとめ時の対策を考えることができたか
・理想のはたらき方に対して、主体的な意識を持つことができたか