タイトル:

投票をする意義

本時のねらい:自分たちがより暮らしやすい生活をするために選挙に行き、投票をするということを理解する。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 生徒会選挙の時、何を考えてる(た)? ・公約
・候補者の好き嫌い
・候補者と仲が良いかどうか
一番身近な選挙の場面である生徒会選挙について振り返る。
展開

1.みんなは投票に行きたいか?その理由も踏まえて

行きたい
・18歳で選挙権を得られるのだから、それを活かさない手はないから。
・自分の一票で行政が少しでも変わればいいと思うから。

行かない
・投票してもどうせ結果は変わらないと思うから。
・政治に興味がないから。
・誰が当選しても今までと大きく変わることはないなら行っても意味がないと考えるから。
・売名目的の候補者がいるような選挙にわざわざ行く必要なんてないと思うから。
・現職が有利だからわざわざ行ってもしょうがないと思うから。

どちらでもない
・面白い候補者がいたら投票に行くかも
・人に誘われたら行くかも
投票に行く・行かないにかかわらず、それを選んだ理由まで明確に自分の考えを言えるようにする。行く・行かないにかかわらず、その選択を否定することはしない。
2.人々は投票に行くべきか?その理由も踏まえて 行くべき
・選挙権を活かすべきだから
・投票に自分の意思が表れるのだと思うから。
・投票率が下がっていると聞くから。
・投票に行くことが盛んに叫ばれているから。
・自身の政治的意見を少しでも反映させることのできる場が投票だから

行くべきではない
・政治についてよく知らないのに投票するべきではないと思うから。

・支持政党がないのに一時の感情に任せて候補者を選ぶべきではないと思うから。
投票に行くべきでないと答えることが悪いことであるかのように印象付けることはしない。
3.投票に行くことによってどんな良いことがあるのかを知ろう。 ・個人の一票が候補者の当落に影響することはほぼないのかも。
・投票結果全体で見た時にみんなの意見が見えてくるんだ。
・投票することでその候補者の動向や当選者の動向に意識が向くようになって、政治に興味がわくかもしれない。
・政治についてよくわからなくても熟考して投票すればいいんだ。
・ただ好きだというだけで選ぶことも悪いことじゃないんだ。
選挙権はあくまで「権利」であって「義務」ではないことを伝える。 投票することの意味を問い直す ~民主主義社会における選挙との付き合い方~ - 東大新聞オンライン
まとめ 投票に行く意味は何だろうか?みんなで考える。 ・投票に行くことが意味のないもののように思っていたけどそんなことはなかった。
・ただの一票でも同じ考えを持つ人達の票が集まれば大きな意思としてあらわれることを知った。
個人が持つ一票は微弱だが、その一票が集まれば大衆の意見としてあらわれることを理解する。
  素材 追加資料
参考資料
学年 中2  中3  
カテゴリ(教科) 社会  
メモ: https://go2senkyo.com/articles/2021/10/26/63978.html
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo01.html
https://www.todaishimbun.org/voting_20211212/
評価の観点:
・自分の意見を理由をつけて説明できたか