本時のねらい:・相手の立場や気持ちを理解し、互いに信頼し合いながら友情を深めていこうとする。
・相手の立場や心情を理解し、互いに協力し尊敬し合える関係が築けたとき、信頼関係が成り立つことが知る。
・仲がよいという友達関係だけでなく、相手の立場や思いを理解し、相手のことを考え行動する。
・お互いを認め合い、信頼し合える友達をつくっていこうとする。
主な活動 | 発問 | 児童・生徒の反応 | 素材 | コツ・アイデア | 追加資料 |
---|---|---|---|---|---|
導入 | 生徒に対して、自分にあだ名があるかどうかと問い、そのあだ名が気に入っているかを問う。 また、あだ名がないという生徒には自分にあだ名が欲しいかどうかを問う。 |
→生徒に挙手であだ名を紹介してもらう。 あだ名は嬉しい、嫌だ。 あだ名を付けられたことは無い。 面白いあだ名で盛り上がる。 |
先生自身のあだ名も紹介する。 | ||
展開 | 1.あだ名を使うことに対するメリットとデメリットについて |
→4〜5人の班を作り、生徒間で議論する。 班の代表者は意見をまとめ、それを班ごとに発表する。 あだ名は親しみがあって、良い。 あだ名によっては相手を不快にすることがある。いじめにつながる。 |
|||
2.あだ名が禁止にされている学校もあることを告げ、それに対して、先の議論を踏まえ、賛成か反対か。 | →班の代表者は意見をまとめ、それを班ごとに発表する。 あだ名を禁止にしたからっといって、不仲になることはないから、賛成。良いあだ名・悪いあだ名があるので、名前で呼んだ方が、問題が起こらないから賛成。 友達関係に壁ができそうだから、反対。いじめの予防につながる。 |
あだ名禁止の校則をどう思うかは「賛成」18.5%、「反対」27.4%、「どちらでもない」54.1% 1400人の男女調査 | |||
3.× | |||||
まとめ | これらの議論を踏まえて、あだ名の性質を再確認し、メリット、デメリットがあるということの理解。 | あだ名は親しみがあって良いが、呼び方によっては相手を不快にさせることがあるので、相手の気持ちを考えて口にしなければならないことを理解する。 | 本人がそのあだ名をどう受け止めるかがポイントであることを生徒に伝える。 |
素材 | 追加資料 | |
---|---|---|
参考資料 |
|
|
学年 | 中1 中2 中3 |
---|---|
カテゴリ(教科) | 道徳 |
メモ: | https://www.kyobun.co.jp/news/20201111_02/ https://news.yahoo.co.jp/articles/0856683bda261f7651c452974b3192fb94d0203e |
---|
- ●評価の観点:
- あだ名についての学習を通して、多面的・多角的な視点から考えることができたか。また、自分との関わりで学習を深めていたか。
授業最後に提出するワークシートの内容も加味する。