本時のねらい:外国人労働者に対してパワハラなどが行われている現状について考えたあと、そこから学校内のいじめの解決につながることはないか話し合いながら考えていく。
内容項目 B-(9)
主な活動 | 発問 | 児童・生徒の反応 | 素材 | コツ・アイデア | 追加資料 |
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導入 | 身の回りに外国出身の人はいるか どれくらいの外国人が日本に来ているのか現状を伝える。 在留外国人数の推移(総数)グラフなどを見る。 |
生徒のみの周りにも外国人の方がいるかもしれない | 追加資料(出入国在留管理庁の公表資料)のp2、在留外国人数の推移(総数)グラフなどを示し、外国人の方が増えているということを分かり易く簡単に伝えたい。 |
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展開 | 1.記事を読む |
身近でないので、知らなかった。 | |||
2.外国人に対していじめが起きる原因は何か考えさせ、挙手制で意見を集める。 その後、解決策についても同様に意見を集める。 |
原因 言葉が通じないから 少数派だから 解決策 時間がかかってもいいからきちんとコミュニケーションをとる。 |
次段階の準備として意見を集めたいので、それぞれの意見について深く触れず、なるべく多く黒板に書きだし、生徒が見られるようにする。 外国人への差別的な発言には注意する。 |
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3.学校内で起きるいじめとの共通点を考える。 前段階で考えた解決策を踏まえ、いじめにどう対処すべきかグループ意見交換し、その後班ごと発表。 |
他人と違う部分があるから? 少数派だから |
共通点を探す作業については、挙手が活発でなかったら教員が一つずつ検討していく。 学校内のいじめについては、生徒が行き詰っていたら、原因だけを考えるようにしてもよい。 |
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まとめ | 自分が考えた、いじめが起きる原因、解決策を書いてもらう。 いじめに対して思うことを書く。 |
コミュニケーションをとるのが難しいと、相手と仲良くなろうと思いづらいから。 人と違うからいじめをしてしまう。 |
自分としては、深いコミュニケーションをとってお互いを知ることがいじめの防止のひとつの方法であると思うので、一つの意見として生徒に伝えたい。 |
- ●評価の観点: