タイトル:

国の対立とスポーツ

本時のねらい:世界では様々な地域で国同士の紛争や対立が発生している。しかしながら、たとえそのような状況であったとしても、スポーツという枠組みの中では、味方・相手チーム関係なくスポーツマンシップにのっとり公平に戦っている。スポーツにおける「公平性」という観点から国の対立について考えてみる。

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 世界ではどのような国同士が対立しているかについて、グループごとに話し合う。 ・ウクライナとロシア
・アメリカとロシア
・アメリカと中国 など

4人1グループになってどのようなものがあるか話し合う。グループごとに出た内容を発表してもらう。
展開

1.アメリカとイラン間の対立について説明したうえで、新聞記事を読む。

生徒に記事のコピーに軽く目を通させた後に、教師が記事の内容を読む。 信濃毎日新聞_2022年12月1日
2.スポーツにはどのような文化的役割があるだろうか。 ・様々な国や地域の人を結びつける役割
・年齢を超えた交流
・性別や人種など関係なくすることができる
思いついた人に挙手をしてもらい自由に意見を出してもらう。
3.国の対立についてスポーツの観点からできることは何があるだろう。 ・スポーツを通して相手の国のことを知ることができるので、相互理解が進むのではないか。
・各チーム内のファンの間でコミュニケーションをとる機会があるため、交流を深めることができる。
グループで自由に話し合ってもらう。お互いの意見を尊重しあえるようにする。
まとめ 今回の授業を通して考えたことをプリントにまとめてもらう。 展開の部分で考えた意見についてプリントに各自の意見を書いてもらい回収する。
  素材 追加資料
参考資料
  1. 信濃毎日新聞_2022年12月1日
学年 中1  中2  中3  
カテゴリ(教科) 道徳  
メモ: NHK解説委員室 「イランとアメリカ 対立の背景と見通し」(視点・論点)
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/418842.html

項目:C-18(国際理解、国際貢献)
評価の観点:
国の対立について理解しており、自分の意見を明確にしている。