タイトル:

安心して学べる場

本時のねらい: 2021年の不登校率が過去最高になってしまった要因として,学校が安心できないという意見がある.この意見に着目し,安心して学校に登校できる環境とは何かをクラスみんなの意見を交換する.最終的にクラス全体として一人一人で何ができるのかを考えるキッカケとしたいと思う.
 内容項目:B主として人との関わりに関すること(6)
※クラスのこと(身近な環境)にすることで,自分に関係している感じてもらい,発言の促進につなげる.

主な活動 発問 児童・生徒の反応 素材 コツ・アイデア 追加資料
導入 クラスのみんなが,安心して生活できる環境とは何かと聞く ・いじめがないこと
・クラスの雰囲気が明るいこと
・教室環境が安全であること
・生徒の意見を否定せず,意見を黒板などに記入していく.
・生徒に対しても他人の意見を否定しないことを注意する.
・意見が出にくい場合は,グループで簡単に相談してもらう.
展開

1.導入で挙げれらた意見を基に,グループで相談し,どのような環境が学校生活で必要なのかを順位付けをしてもらう.
(権利の気球の様なもの)

・順位付けを行う
・グループで話会う
→どれが一番重要なのかを感じる
・教員も積極的にグループに入り,話合いに参加する.
・適宜にメモを取り,各グループの意見の状況を確認する.
2.意見を出し合う ・他者の意見聞きおどろく
・自分とは違う
・ここは同じ意見
・黒板に記入する
・適宜コメントをいう
3.新聞記事を紹介する ・安心して学校生活を送る環境の大切さを知る.
・普段の生活態度を振り返る
・新聞記事をスクリーンもしくは印刷したものを配り生徒の反応を確認する.
.普段の生活で他者を傷つけていないか確認をしてもらう
道徳_安心して学べる場
まとめ 最後にグループで話し合い,安心できる環境のまとめを行い,安心できる環境は,友達同士で何ができるのかを模索する. ・学んだことをグループ内で発表する
・自分・友達ができることを模索する
・教員も積極的にグループに入り,話合いに参加する.
・教員に何かできることがないかを聞いてみる.その際,自分の意見を述べてから.
  素材 追加資料
参考資料
学年 中1  中2  中3  
カテゴリ(教科) 道徳  
メモ:
評価の観点:
授業内で積極的に意見を述べている生徒や真面目に他人の意見を聞く人を評価する.また,意見を述べないからと言って評価を下げることは行わない.他人の否定を行うなどの授業の妨害行動を行った場合は,評価を下げる.
参考にした授業進行プラン: