姫川の河原 ~千国駅周辺~【登録者:管理人】
観察できること:姫川の様子
ここは姫川の上流、千国駅より200mほど北東の場所です。下流側には姫川鉄橋があります。
千国駅の南側に線路下トンネルがあり、その先に姫川の河原の方へ行く道があります。グランドまで出ましたらすぐ左手に曲がり、川を観察しながらポイントまで行きましょう。
〇川の形を観察してみよう。
まず始めに川の形を観察してみましょう。水の流れる道は何本ありますか?深さはどうでしょうか。まっすぐ流れていますか?
観察できること:川の水が流れる様子、川が運ぶ礫や砂
〇川の流れを観察してみよう。
水の流れる様子(流速や向き)やその速度の違いによって砂や石がどのように運ばれるか観察してみましょう。流量の少ない、安全な時には川に入って水の流れを体感するのもいいかもしれません。砂を流す実験も行ってみましょう。
〇大雨で増水した後の河原の様子を見てみよう。
大雨が降ると川の様子は一変します。茶色く濁ったり、音がごうごうと大きくなったり。また、おさまった後も、いろいろな物が流れついていたりします。
※増水した河原には絶対に降りないで下さい。
〇どのような礫があるか調べてみよう
水の流れる様子を観察した後は、どのような石が河原にあるのか見てみましょう。形、色、種類…いろいろな石があることに気が付くはずです。
石を自分なりに、形や色などによって種類分けしたりすると楽しいでしょう。
観察できること:川が削った大地、浸食の様子
〇川岸の浸食の様子を観察しよう
対岸に川岸が削られている様子が観察できます。これが「河川の流れによる浸食」です。削られている場所はどういったところでしょうか?削られていない場所と比べてみましょう。
〇地層の様子を観察しよう
削られた場所では大地を構成する、地質(地層)を観察することができます。 見られるものは砂岩と泥岩ですが、教科書にのっている様なきれいな縞模様の地層ではありません。砂と泥の層が入り乱れています。なぜこのようになったのでしょうか。考えてみましょう。ヒントは鉄橋直下に断層があることです。