鎖川の河原~朝日橋の近く~【登録者:管理人】

対象の学校
朝日小学校(朝日村)
学年
小5
領域
地球
観察ポイント
朝日橋下流側たもと マップ

観察できること:鎖川の水の流れる様子

役所から東に400mほどに観察地点があります。
朝日橋の下流側のたもとで安全に観察できるでしょう。

○川の水や川底を観察し、足元の大きなれきが運ばれるのはどんな時なのかを考えよう。
水の流れ方によって石や砂の運ばれ方にも違いが現れます。安全が確認できたら実際に水に入り、砂を流す実験などをするのも良いでしょう。砂はどのように流れるでしょうか。観察してみましょう。

○大雨で増水したあとなどに河原の様子がどう変わっているか、観察してみよう。(絶対に河原には降りないこと!)

観察できること:川が運んだ礫と砂

○どのような種類の礫があるか調べよう。
角ばった石が多いでしょうか?丸みを帯びた石が多いのでしょうか?また色はどうでしょう?色や形でグループ分けしたのち、堆積岩や火成岩に分けてみるのも良いでしょう。 ここでは特に砂岩と泥岩の礫が多く見られます。探してみましょう。

○少し上流まで歩き、礫の大きさやかたちがどのように変わるか観察してみよう。

観察できること:川がつくった大地を観察しよう

ここでは川の働きによってつくられた河岸段丘という地形が観察できます。
河岸段丘とは平坦地が階段状に連なる地形です。この観察地点では写真のように黄色の線で示した平坦地の上にもう一段オレンジで示した平坦地が広がっています。
どのように河岸段丘ができるのでしょうか。
まず川の流速が遅くなったり、洪水や土石流が起こったりなどで砂礫や泥が堆積すると平坦な土地ができます。その土地を新たに川が削り、谷を作ります。その谷で再び土石流や洪水で砂や泥が堆積すると、最初の平坦地より一段低い平坦地ができます。この流れを繰り返すことによって、階段状の地形ができます。これを河岸段丘と言います。

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