ここは千曲川の右岸側の河原です。礫岩が露出しています。
階段があり、安全に観察地点まで行くことができます。
また、車を停めるスペースもあります。
露頭は広いので大人数でも問題なく観察できるでしょう。

礫岩の露頭が連続的に観察できます。
ふくまれている礫は細礫～大礫まであり、大きさがそろっておらず淘汰が悪いです。
場所によっては砂がちなところもみられます。
地層の走向傾斜はN74E40Sでした。クリノメーターがある場合は層理面の姿勢を測定してもよいでしょう。

どんな種類の礫が含まれているか、礫の大きさはどうか、礫の丸さはどうか、礫の並び方に規則性は見られるかなど自分なりに観察してみましょう。

上流のほうに行くと写真のように砂や礫が緩やかに斜めに並んだクロスラミナが見られるところがあります。また写真右下にみられる黒いものは木の化石です。黒く炭化しています。
この露頭にたくさん含まれているので探してみましょう。