伊勢山の別所層の泥岩露頭です。神川の右岸側にある道を上流側へ向かっていくと看板が立っている露頭の場所へつきます。大きく、地層の重なりの様子がわかりやすい観察に適した露頭です。落石には十分注意しましょう。

これは別所層の泥岩と砂岩の露頭です。細かく割れる黒色の層が泥岩、あまり割れていない褐色の層が砂岩です。
落ちている岩石を割ってみるともしかしたら化石が出てくるかもしれません。周りに気を付けて化石を探してみましょう。

泥岩と砂岩の境界は層理面という、地層の堆積した面です。
この面の姿勢が地層の姿勢です。クリノメーターがあるときには姿勢を計ってみましょう。
この露頭ではN80E70Sに近い値がえられるでしょう。

このように露頭はきれいに整備され、説明や注意などの看板もあります。