一丁田橋のそば、依田川と五十鈴川の合流地点が観察ポイントです。
右岸側が観察しやすいでしょう。
河原に降りるときには気を付けて下りましょう。


・川の流れを観察してみよう
ここでは水の流れる様子(流速や向き)やその速度の違いによって砂や石がどのように運ばれるか観察してみましょう。流量の少ない、安全な時には川に入って水の流れを体感するのもいいかもしれません。砂を流す実験も行ってみましょう。
どうでしょうか。どこも同じに流れていますか？場所によって違いはありませんか？

・大雨で増水した後の河原の様子を見てみよう．
大雨が降ると川の様子は一変します。茶色く濁ったり、音がごうごうと大きくなったり。また、おさまった後も、いろいろな物が流れついていたりします。

※増水した河原には絶対に降りないで下さい。

・どのような礫があるか調べてみよう．
礫は大きめのものが多く、1mほどあるものもあります。
礫の種類は緑色の火山岩と、内村層起源の火山岩、上流にある霧ヶ峰起源の火山岩や小諸層群起源の火山岩がみられます。見られる礫のほとんどは火山岩です。火山岩以外には花崗岩、閃緑岩、内村層の貫入岩などが見られます。

写真は閃緑岩の礫です。

自分なりに色や形などで仲間わけをしてみると面白いでしょう。