塩川小学校の裏山で見られる地層【登録者:管理人】
観察できること:裏山を形成する礫層
○水平に堆積した礫層を観察してみよう。
ここで観察できる堆積物は、小諸層群と呼ばれる地層のなかでも、『布引層』に分類されるもので、およそ100万年前に湖の中で堆積したものです。長い年月を経て、構造運動によって地面が上昇し、現在では塩川小学校の裏山全体に現れています。
色だけでなく粒子にも違いがあり、極細粒な泥と比較的粗い砂が、極粗粒の礫層の間にはさまれています。このような粒度の異なる重なりが地層の縞模様をつくっているのです。