依田川の河原 ~依田川橋近く~【登録者:管理人】
観察できること:依田川の流れと礫を観察してみましょう。
〇川の流れを観察してみよう
ここでは水の流れる様子(流速や向き)やその速度の違いによって砂や石がどのように運ばれるか観察してみましょう。
〇大雨で増水した後の河原の様子を見てみよう.
大雨が降った後の川は、水量も多く、流れも速くなります。普段きれいに透き通った川でも、増水時は茶色く濁り、ごうごうと音を立てて流れます。また水量がもとに戻った後も、河原には木やゴミが溜まっていたり、川の形が変わってしまっていることもあります。
※増水した川はとても危険です。増水時の川には近づかないようにしましょう。
観察できること:水の働きの違い
依田川が左に曲がっている部分に注目してください。川のカーブの内側には礫が沢山あり、河原を作っています。川のカーブの外側には礫はなく、コンクリートのブロックが置かれています。
これは水の浸食する働きと、堆積する働きによるものです。川のカーブの外側は流れが速く、水の浸食する働きが強く作用します。そのため、コンクリートのブロックで浸食を防いでいます。逆に川のカーブの内側は流れが緩やかで、水のものをためる働きが強く作用します。そのために礫が多く堆積し、河原をつくるのです。
依田川を見ながら水の作用について考えてみてはいかがでしょうか。