小俣橋南方約50m地点で安全に観察することができます。
この付近の堤防道路は交通量が多いので気を付けて観察してください。

〇少し上流まで歩き、礫の大きさやかたちがどのように変わるか観察してみよう。
一般的に下流ではやや小さな礫が、上流ではやや大きい礫が目立つようになります。

〇足元の礫が運ばれるのはどんな時なのか考えてみよう。
河川の水の流速や方向によって、礫や砂の運ばれ方にも違いが現れます。安全が確認できたら実際に水に入って、砂や石を流す実験を行うのもよいかもしれません。

〇どのような種類の礫があるか調べてみよう。
角ばっているでしょうか。それとも丸みを帯びているでしょうか。また色はどうでしょう？みんなで意見を出し合い、グループ分けをしてみましょう。堆積岩や火成岩に分けてみるのもよいでしょう。

〇河川が運んだ堆積物を観察してみましょう。
これは河川によって運ばれた礫が堆積したものです。現在では川の流れによって浸食され、きれいな堆積構造が見えています。礫層はたいへんもろく危険ですので近づかないようにしましょう。

〇大雨で増水した後などに河原の様子がどう変わっているか観察してみよう。
増水する前と後では、川の流れそのものに変化が現れることがあります。（絶対に増水した河原には降りないこと！）