飯沼川脇にみられる地層【登録者:管理人】
観察できること:地層と地層が重なる様子
ここは飯沼川の脇で見られる崖です。両小野小学校から南に一つ尾根を越えてきた場所です。正面には土づくりセンターが見られます。近くで崖を見ることができ、危険度もあまり高くはありません。駐車スペースはありません。
〇川が削った大地を見てみよう。
ここでは小規模ながら、崖があります。川が地面を削ったために崖ができました。近くでよく見ると砂や泥が固まってできた岩であることが分かります。黒っぽくぺらぺらとはがれるように割れるのが「泥岩」、薄茶色でブロック状に割れるのが「砂岩」です。崖全体を調べると、砂岩に薄く泥岩が挟まっているのが分かってきます。
とても難しい崖ですが、よく見ると違うもの同士が重なって地層をつくっている様子が観察できます。
観察できること:山を構成する岩石
〇地層が続くことを確認しよう。
ほんの少し上流側へ歩きましょう。北から南へ川を川を渡る橋を通り過ぎたあたりに大きな崖が見えてきます。川の向こうで観察しづらいですが、対岸から全体を眺める程度で構いません。近づく場合は上からの落石などに十分注意しましょう。
どうでしょうか。先ほど見た地層と似ていませんか。
実は先ほどの崖と同じものが見られます。地層が先ほどの崖からずっと続いるのです。この辺一帯では同じ地層が広がっていて、西小野小学校からあるいて越えてきた尾根もみなこの地層でできています。